城山

丸岡城

城山に建つ丸岡城



【行程】 4/21(日)曇り [京都10:37=(サンダーバード15号)=敦賀11:30/11:39=(つるぎ16号)=福井11:59/12:40=(京福バス)=丸岡城13:36−城山13:47−丸岡城天守13:55−丸岡城14:50=(京福バス)=福井−福井城址15:50−福井16:00/16:22=(かがやき512号)=大宮18:54/19:12=(JR・東急)=たまプラーザ20:26]
【メンバー】 隊長

○プロジェクトの40周年の同窓会が京都であり、その帰り道で福井県の丸岡城に立ち寄ります。3月に北陸新幹線が敦賀まで延長されたので東京からは便利になりましたが、逆に関西からは敦賀での乗り換えが増え不便です。京都で予約の一本前のサンダーバードに飛び乗りましたが「全席指定」ですって。満席の車両をうろうろして何とか最終車両の端に潜り込みます。



【城山】27m
丸岡城の天守○福井駅は改装なって綺麗になりましたがお客は少ない。もっとも大混雑の京都と比べてですからしかたがありません。恐竜の吠える駅前から丸岡城行きのバスに乗りこみます。ところが途中でお客は全て降り隊長だけとなりました。何だか不安を抱きながら乗車を続けます。終点の丸岡城は駐車場の中に停留場があります。小高い丘の上に渋い色の天守が聳え立っていました。案内図にしたがって西に大きく回り込みながら北側から天守を目指します。



○丸岡城は1575年に建てられた現存する天守のなかでも古い建築様式です。昭和9年に国宝に指定されたのですが、昭和23年の福井大震災で倒壊しました。昭和25年に重要文化財の指定を受け昭和30年に修復再建されました。部材を70%以上利用して再建されたのですが現存天守として認識されています。



○城山は麓から17mの高さです。大きな石段を上がると広場となり石垣がありその上に立派な天守が建っていました。するとぽつりぽつりと雨粒が落ちてきました。何とか天気が持ってほしいところですが傘を開きます。入場券を買って天守へ向かいます。入口で靴を脱ぎ靴箱にしまいます。ビニールの袋に入れて手で持って歩くお城が多いなかで親切な取り扱いでした。



○2階へ向かう階段は65度と急です。山で使うような結び目付きのロープが張ってあり、それにつかまりながら身体を持ち上げて行きます。この階段を見ただけ登頂意欲を削がれて退散する方々もいました。ようやく2階に達すると今度は3階への梯子です。これが部屋の真ん中ではなく端にあり狭い入口となっています。この狭さでは人がすれ違うことが困難です。降りてくる人を待って上ります。



○最上階は3階です。67度の急な階段をよじ登ると混雑する天守に上がります。四方の窓からは周囲の景色が眺められます。爽やかな風がほほを揺らします。混雑していたのは階段の下りを待つ人の列でした。すれ違いが出来ないのでスムーズに下ることができずに渋滞をしているのでした。



○階段の下りは上りよりはるかに困難でした。慎重に脚を運びます。でも2つの階段だけなので何とか緊張が持続できました。お城から出る雨は上がっていました。民俗資料館と日本一短い手紙の館を見学してバス停に戻ります。観光客はマイカーか観光バスで来ている人が大半で乗り合いバスで来ているのは隊長だけでした。



立派なお堀と石垣福井城の天守台○福井駅に戻ると駅の手前でバスを降ろされました。ちょうど良いので福井城址に立ち寄りましょう。お堀の中に立派な石垣がありこんもりとした緑の上に近代的なビルが聳えます。どうやら県庁の建物らしい。眼鏡橋を渡ると案内板にしたがって天守跡に向かいます。大きな石垣に囲まれた天守台は一段が大きい石段がついていました。右手には福井地震で崩れかけた石垣があり、左手には天守台がありました。





       
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